居酒屋の自由な発想

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健康的なベジタ-アンが増えている反対側で、ハワイアンが肥満で苦しんでいる。
旅行者がハワイに行って驚くのは日本のおすもうさんより大きな人がたくさんいることだ。
衣類のお店も、肥満の人や背の高い人の衣類を販売しているが、その大きさは半端じゃない。
おすもうさんクラスの大きさは既製品でも多くの種類がある。
一説には、もともとハワイアンはタロ芋を栽培し、ポイを主食とした健康体だった。
だが、この100年ほどの間に、ハンバーガーやフライドポテト、ホットドッグなどのアメリカからファストフードが入り込み、炭酸飲料水などを多く摂るところから、肥満が増えたという。
いまハワイアンの間で「ハワイアン・ダイエット・プロジエクト」なるものが結成され、万病のもと肥満と闘い、もとのタロ芋の生活にもどして健康をとりもどそうという運動が展開されている。
毎年4月、ハレアカラ山の南のはずれ「ウルパラクワ牧場」で、マウイ郡庁が主催する特産見本市が開かれる。
マウイ産農産物、パイナップル・ワイン、コーヒー、プランテーション・ペーパー、ブラウン・シュガー、はちみつ、パイナップル、化粧品まで、約9 0社が出店する。
入場料は1 0等。
マウイ中の観光客、ローカルの家族連れが、どっと押し寄せる。
私も行ってみた。
なにしろ牧場での開催だけに広大なスペース。
駐車場から会場までシャ-ルバスが出ている。
試食自由なものや、ISぐらいで食べさせてくれるものもある。
長蛇の列に並んでみたぐらいの牛肉の塊を1 0個ほど鉄の棒で串ざしにし、ビーフにしている。
厚く切ったビーフをパンにはさんだサンドイッチを何個でも試食自由。
焼いたばかりのビーフが、やわらかくてジューシーでおいしい。
マウイアンの自慢のひとつにオニオン(タマネギ)がある。
列はあちこちにできているが、いちばん人気はやはりオニオン・リング。
会場で人気のオニオン・リングが小麦粉を付け、さっと揚げただけのシンプルなもの。
オニオン自体に甘みがあり、シャキシャキした歯ざわりがたまらない。
バターで焼いたオニオン・ブロックも好評だった。
甘みがあって、シャキッとした感触がなんともいえない。
タマネギといえば包丁で刻むと、涙が出るほど刺激が強- 、生で食べればピ-ツ-辛い。
だが、マウイ・オニオンは目に優しく 、口に甘い。
世界のシェフの間でも、味が」との評価は定着している。
一流レストランのメニューには「食材としてマウイ・クラのスイート・オニオンを使っています」と必ず添え書きがしてある。
マウイ・オニオンは、クラのチャイニーズ・ファーマーズで栽培されたのが最初という。
品種に改良が加えられ、「イエロー・バミューダ・オニオン」として紹介され、やわらかく 、スウィートな味が評判となった。
マウイには農産物の宝庫、「クラ」がある。
ハレアカラの中腹にあるこの町は、静かでのどかな所。
昼間も静寂に包まれていて、どこで農業が行なわれているかへと思えるほど、閑散とした町だ。
しかし、火山性の豊かな土壌を、中国人や日本人が丹念に耕し、レタス、キュウリ、キヤベツ、大根、ニンジン、エンドウ豆、カリフラワー、ピーマン、ハクサイなどが栽培された。
果物もマンゴー、アボカド、スイカ、メロン、バナナ、イチゴが実る。
オニオンはクラの代表作だ。
マウイ・オニオンには、丸い形と平たい形の-のがある。
丸形は夏から秋にかけて収穫され、平たい形のものは冬から春にかけて栽培される。
水分が多く、やわらかいため、丁寧に取り扱い、クールな場所に保管される。
野菜のなかでもVIPな待遇を受けているわけだ。
8月には、カバルアで「マウイ・オニオン・フェスティバル」が開催される。
このときはタマネギを使ったグルメクッキング・エンターテインメントが繰り広げられる。
タマネギの祭典が開かれるのは、世界でもただひとつマウイだけだろ-。
町の本屋さんにはタマネギの形をした「ザ・マウイ・オニオン・クック・ブック」が5・9 5$で売られている。
タマネギ料理のレシピがいっぱい紹介されていた。
我が家でも自家製「オニオン・ピクルス」は欠かせない一品になっている。
小さめのマウイオニオンを食べやすい大きさに切る。
別の鍋にお酢と砂糖(適当な甘さ)を入れて砂糖をよく解かし、7 0度ぐらいにあたためて、瓶に移し変える。
切ったオニオンを砂糖酢に漬け、辛味としてタカの爪を入れる。
冷蔵庫で1 0日間ほど保存する。
オニオンに酢がしみ込んで、おいしいオニオン・ピクルスが出来上がる。
また、スーパーマーケットでも「ピックルド・マウイ・オニオン」の瓶詰めを売っている。
タマネギ、それはマウイの誇りなのだ。
寒風・赤坂を歩いていて、あるパンフレットを手にした。
いま注目を集めているダイエット商品や老化防止、誘眠作用のあるメラトニンなど、世界のドラッグを代行輸入するという内容だ。
驚いたのは、肥満防止や減量に役立つ「システム・シックス」という錠剤が、120錠で1万80O0円という値段だ。
このなかには郵送料も含まれると書かれている。
マウイで調べたところ、同じ製造会社のまったく同じ「システム・シックス」で等、ホノルルでは安く売られていた。
同じものが、輸入代行料、郵送料を含むとはいえ、どうして8倍もの値段になるのだろうか。
日本にはいまだに輸入ものを崇拝する考え方が根強くある。
その品物が高価であればあるほど、効果は大きい、安いものは効果が薄いと考えがちなのだ。
赤坂で手にしたチラシの値段は特別としても、ビタミン剤など日本ではまだまだ高く、ダイエット・フーズやガン予防効果剤などとなると、法外な値段で売っている。
アメリカ人は、ビタミン剤を栄養補助として上手に利用している。
日本でも最近はコンビニエンス・ストアにビタミンのコーナーが設けられるようになった。
高齢になると、食事の量も減ってくる。
野菜などで十分ビタミン補給ができなくなってきたとき、栄養補助として不足したビタミンを摂取することは、健康維持のうえで大切なことだろう。
私はマウイに行くと「ダウン・ツー・アース」という自然食品の店に必ず寄ることにしている。
自然食品はもちろんのこと、ビタミン類も豊富にそろえているからだ。
ビタミンについて専門的な知識をもつ店員がいて、丁寧に説明してくれるのも安心して買える要因だ。
私は店員のひとり、ジェニー嬢のアドバイスでソルガー社の「フォーミラー」という総合ビタミン剤をここ数年飲んでいる。
かなり大粒だが、ビタミンA、C、D、E、B6、Bなど多く含まれ、このビタミン剤を飲むようになってから、真夏でも体のだるさを感じなくなった。
健康にすごせるのも、このビタミンのおかげかと思うようになり愛用している。
このほか天然の抗生物質といわれるプロポリスも飲んでいる。
スポイトのもの、錠剤、カプセル、クリーム状のものなどがあるが、私は飲みやすいカプセルを使用している。
プロポ-スは日本でもかなり愛用者が多く 、私も先日スポイトのもの5本を友人から頼まれて持ち帰った。
プロポリスは副作用がないのがいい。
抗菌、殺菌作用などの効果があり、免疫強化の強い味方だ。
外国ものの健康食品、とくに抗ガン性のあるものは、極端に値段が高くなってしまうのは残念なことである。
ガン予防でよく売れているもののひとつに 、サメの軟骨がある。

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結局居酒屋だけ買えば良かった。インパクトのある居酒屋です。